リフターコラム

俺はグレート♪ 第2部/再挑戦の誓い

90キロ級世界男子パワーリフティング選手権第2位/3回(84年、85年、87年)日本介護スポーツ研究所  代表 前田都喜春


もう1つの改善は、毎日の運動効果にある。それは、血液促進という最高の贈り物となる。
それは、自体重と高回数による赤い筋肉の持久筋運動により毎日発信される血流促進効果であり、血中老廃物(Co2)を排除し、ミネラル恒常性を維持する大切な役割をもっている。
生体はミネラル恒常性を維持できれば、重力運動で筋肥大=骨化を促進する条件が整備されるから骨化が促進され、酸の溶解度が向上して尿酸が低下する大きなメリットが生ずる。これにより、肝と一般細胞を回復させる最大の図式が完成することになる。
例えば、ノン・サプリの信念を持って生活していくと2007年ドーピング検査の時に測定した筆者の尿酸濃度が回復力の原点を物語っている・・・。
体外へ排泄される尿酸は通常は酸性アルカリ性ということは考えられないが、このとき、「PH=7.0」という信じられないアルカリ性の範囲を示していた・・・。
それは、毎日2セット運動を励行する赤い筋肉のトレーニング効果とアルカリ性が体を守ることを再認識した生活態度の成果だと言えよう。(酒の奴隷は53歳で絶ったから・・・。)
このとき、サプリ常用者の尿酸濃度はPH=6.5であったから、疲労回復の効果が異なることが分かるであろう。
ノン・サプリの信念は、その重要な真実を読者の皆様に伝承していきたいと思うから・・・。

 



(注);葉酸やビタミンCは酸の溶解度が向上して尿酸を低下させる秘訣である。しかし、野菜類を大量に摂取するのは量的に困難であるから、通常はビタミンCの錠剤を摂って中和すると酸の溶解度を促進させることができる。筋肉は生き物で、強くなるには回復力であるから、これにプラス毎日の運動効果が加算できると素晴らしい内容ができると言えよう。

←追伸 お酒とサプリの弊害(前編)

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