リフターコラム

俺はグレート♪ 伝説論/第1部

90キロ級世界男子パワーリフティング選手権第2位/3回(84年、85年、87年)日本介護スポーツ研究所  代表 前田都喜春


4.酒が教えてくれた人生や酸とアルカリの問題


①.酒は飲まないことが一番良い。酒を飲むと筋肉は弛緩する。酒に強いとヒトは酒に溺れ人生をドロップアウトする危険度が極めて高い。酒に弱いヒトは健康体だが経験則の場がなくストレス発散の機会が少ない。どちらが良いかは不明・・・。
②.酒飲みの経験則
筆者は昔からプロテインや今話題のアミノ酸系サプリメントを一切摂っていない。たんぱく質は家族と一緒の食事で十分だと考え実行している。その理由は、たんぱく質を補充する必要性を感じなかった日本食の豊かさにある。日本食はご飯や味噌汁など四季折々の食材が豊富でプロテインを必要としない恵まれた食環境に置かれていること。酒を楽しく飲むために練習した。
練習は完璧を求めて妥協せず、強化で強くなることが練習だと純粋に実行した。
③.肉食とパン食をメインにする国々では、パン食にスープ、ステーキ、ハム、卵、ジュース、ミルク等”プリン体”と言われる肉食中心に酸性体質の食生活を強いられることから、不足する食品を食事以外の”何か”で要求される事態に直面し、サプリメントの形で補強する概念が発達したと思われる。その延長上に興奮剤やステロイドホルモンなどの禁止薬物系の羅列される。
④.例えば、日本食は四季折々の食材に魅了され、ご飯・味噌汁、寿司、魚、豆腐などのアルカリ食品やビタミンEに富んだ料理を構成している。日本食のバランスのよさは特筆もので、サプリメントを補充する必要がなかった。栄養的に見て素晴らしい内容を持っている。
主食の米・肉・魚・卵などは酸性食品で毎日の食事から導入されたとして、それ以外の酸性飲料を飲まないほうが良い。・・・焼酎はアルカリ性だったから嗜好した。
※生態系を破壊する酸性雨は硫酸・硝酸の酸化物である。肉は硫黄・窒素を含む酸性食品。
アルカリ性はカリウム、カルシウム、マグネシウムなどを含むアルカリ・ミネラル。その最終成分を見ると、硫黄は硫酸になり、窒素は硝酸になる。米は燃えやすい燐を含みリン酸となる酸性。これらを中和するのがアルカリ・ミネラルの役目になる。故に、たんぱく質は硫酸・硝酸を含み、その過剰摂取は肝臓・腎臓の負担が大きくなり、身を滅ぼす最大要因となる。
⑤.酸性圧力過(アシドーシス)は全ての回復力を奪い取る。
肝臓に良いメニューは、肉より魚、魚より豆腐料理・野菜料理に切り替える体質改善を行い、アルカリ・ミネラルを多く摂ることが重要である。

※肝臓を守る・・・・・・アルカリ・ミネラルを多く摂ること。
※腎臓を守る・・・・・・硫黄や窒素を含む食品を多く摂らないこと。(たんぱく質の過剰)
※胃を守る・・・・・・クエン酸を摂ること。(酢やレモン、梅干し、オレンジジュース)

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